ドルチェ
□pesante
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予想もしていないことだったから、驚きのあまり声も出なかった。
ぽたぽたと滴る雫と、目の前の女性が手に持ってる空のグラス。
少ししてようやく動きはじめた頭は、やっと何をされたのか理解したのだった。
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