ずっとわからなかった。どうしてこんなことになっているのか。どうしてこんな目に合わなくちゃいけないのか。誰が悪くて、何が正しいのかもわからないままで。それでも確かに、幸せを感じられることもあったんだよ。だから私は自分が不幸だとは思わなかった。