reborn4
□新鮮少女
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「聞いてください!ツナさんが!」
いつも、一歩一歩彼へと道を進める彼女。(彼が違う道を進んでいるとは知らずに)
そして僕らは飽きもせず戦っていた。(こいつを倒すまで飽きなんて来ないよ)
いつもの彼女の最新情報が流れる度、中断されるんだけど。
「それで?」
「ツナさんがハルの新体操の大会見てくれるみたいなんです!!」
「「・・・・・」」
それは、彼女の恋に関係あることなのだろうか。嬉しそうに話す彼女には言わないけど。
「そう、それはよかったですね」
「ありがとうございます!お二方もぜひ来て下さいね!」
「・・暇だったらね」
まあそれでも、踏み出さない僕(とあいつ)よりはいいんじゃないかな。
「あ!そうです!
気合をつけるために今日ケーキ食べ行きませんか?」
「行かせていただきます」「行ってもいいよ」
君の新鮮な意見なない限り、踏み出せないなんて、なんてかっこ悪いんだろ。
新鮮少女
(でもそうじゃなかったら好きになってない、)
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