reborn4

□本音を言ったら
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男の子たちと、
僕の彼女。


が一緒にいた。一緒にお昼と食べようと一階で待ってたら仲良さそうに喋っていた。前、ゼミが一緒、だとか言っていたかな。で、中には女子がキャーキャー言いそうな男子もいた。


「ツナさん!」


ぼーとしていた頭が呼び起こされる。どうやら彼女は俺に気づいてくれたらしく、彼らと別れて俺の目の前に来た。どうしたんですか、と言った彼女の表情ではなく少し離れたところから彼らが見えた。"あれなら平気だ" "兄弟か"と言ったとけろだろうか。安心した彼らは解散した。そして視線を近くに戻すと彼女の心配そうな顔、。しまった、と思い、すぐ食事に行くよう促した。


「ツナさん、もうすぐ誕生日ですね」

「そうだっけ、」

「何か欲しいものありますか?」

ハルのオムライスを食べる手が止まっていて、俺のカレーを食べる手と思考は停止していた。どうも思い付かず、考えておく、と返事をしていた。






俺の欲しいもの、それは決まっている。ハルだ。だけどそんなこと言っても彼女は、にこっと笑って礼でも言うのかな。だけど違う、俺はハルの全部が欲しいんだ。ハルは俺だけを見ていればいいんだ。いくらゼミが一緒だからってハルの傍にいてほしくない。みんなに向けられる笑顔、全部俺に頂戴?なんて、嫉妬。



「セーター、」

「セーター?」

「作って、ほしいな」

「はひ!任せてください」





だけどせめて誕生日までの時間は頂戴?
(勿論誕生日の日も)





本音を言ったら

(ぼくはこんな感じです)





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