reborn3
□ライバル変更
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※話の内容がわかってしまうのであまり言えませんが、一応注意です。
・骸←どく含みます
・骸→ハル含みます
・GL含みます
骸さま、骸さま。
最近尊敬するこの人に私は、恋、をして、いる、みたいだ。恋をしたことないからわからない、けど、会いたい、傍にいたい、て思う、それって恋だって、どこかで聞いた。
、骸さまは?
朝起きたら、いない、。
どこか出かけているの、かな。
骸さまの顔を見てないと落ち着かない、優しい骸さまを。
並盛町にきた。ここ、は、ボスもいることだし。道路を歩いて、いると、
「はひ!なんなんですか!」
…?変な声、が、する。
「ハルはツナさんに会いに来たんですっ!」
奇声の主は真っ黒な髪にポニーテールをした、たぶん中学生の女の子。
そして、すぐ近くには、………優しい、骸さま。
思わず角に隠れた。
骸さま、と、女の子?
骸さま、が、女の子といる、なんて、初めて。初めて見た。
だれ?だれ?だれ?
何か言っているけど聞こえない。聞こえるのはあの女の子の奇声。でも笑っている、骸さま、。
この日が始めだった。
それから朝目覚めると、たいてい骸さまはいなくて、あの女の子のところへ行っていた。
私はいつもその様子を見ていた。
なんで、この女の子に、
なんで、この女の子は、
ついに、骸さまがあの女の子に触れた時だった、
「はひ!!離してくださいっ」
なんで、いつも、そんなこと、言うの、?
私だって、触れてほしい、触れたい、のに、
「やめて、」
そう口に出したら、骸さまは驚いて私の名前を口にした。
あ、わかって、しまった、。
「クローム……どうしたんですか?」
「…………たまたま、」
女の子も驚いた顔をして、どうしようもなく俯きながら嘘をついた。
「初めまして!三浦ハルです!!」
ニッコリて笑う、人初めてみたかも。三浦ハルかあ、、、。
今日もあの女の子のところ、かなあ。
「、クロームさんっ!」
息切れ切れな、三浦ハルがいた。
「、こんにちは!」
「、ひとり、?」
「は、はい」
骸さまいないんだ・・・、。
「クロームさん、お腹すいてませんか?」
「・・・?」
三浦ハルはなんでもお勧めのお店があるらしく、誘ってくれた。そこはケーキ屋さんで、最近食べてなかった性かおいしく感じられた。三浦ハルは笑いながら色々な話をしていた。なぜか、それを見ているのは、嫌、じゃなかった。
会計を済ませ店をでた時、
「ハルさん!」
いかにも待ってました!という風に骸さまが仁王立ちしていた。
「なっ、骸さん?!」
「クフ、ついに僕の名前を呼んでくれましたね!」
三浦ハルは、困っていた。
「・・・骸さま、三浦ハルはこの後夕食の準備があるんです。帰りましょう」
三浦ハルはほっとして微笑み、手を振った。骸さまが何かブツブツと言って私の隣を歩いていた。
私は、思い出していた、あの子、三浦ハル、の笑顔を、なんでか、やき付いて、しかたない。
「まったく、クロームはライバルですかっ」
「、え?」
ひとりごとを言う骸さまに反応した。
「僕はハルさんに迷惑をかけないようずっと外から覗いていたんですが、」
「クロームはどうみても、ハルさんに見惚れてましたね!恋する目をしていましたよ!まったく、ハルさんは、」
またブツブツとかつては恋心をもっていた、そうかつては、その人を置いて、逆方向に走り出し、彼女の肩を掴んだ。三浦ハルは驚いた顔をした。
私は彼女の頬にそっとキスをした。また三浦ハルは驚き、遠くで誰かの奇声も聞こえた気もする・・・。
「、ハル」
「な、なんでしょう?」
「、、また、ね。」
私はそう言い走ってきた道を歩いていった。ギャーギャー何か言っている、宿敵のもとへと。
ライバル変更
(負けません、絶対)
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