reborn3

□大嘘つき
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放課後、見慣れないかわいい女の子がいた。あ、かわいい子なんてこの子しかいないか。

「ハル?」

「山本さんっ!」

どうしたのかと(聞かなくてもわかるけど)聞くと、ツナさんに会いにきたという。

それで下駄箱に行くともうツナの靴はなくて。ガッカリです、というので探そうぜ、と言った。


「ありがとうございます」

なんてとびきりの笑顔でいうから俺の黒い考えにグサリと突き刺さった。だけど俺のことも笑って許してくれるよな?と大方思った。
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