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□ハルとデート@水族館
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ハルとデート@
〔水族館〕
「雲雀さん、水族館のチケットがあるんですが行きませんか?!」
「……行ってもいいけど」
「本当ですか?!わーい、デートですぅ」
「……え」
なんてこの間はしゃぐから群れやすい水族館に来ているわけで。(今日は平日なので混んでいなかったが)
「雲雀さん、お魚ですー」
そりゃ水族館だからいるのは当たり前なのに三浦ははしゃいでいる。
「あ、イカさんですー」
ひとつひとつの魚を見るごとに笑顔で感嘆していた。雲雀は魚よりそんな彼女を見て少し楽しんでいた。
「あ、ツナさんです!」
彼女の目の先にはツナと母親の奈々とランボとイーピンそれにリボーンにビアンキがいた。
(ワオ!あの赤ん坊だ)
と少し喜んだが雲雀は
ハルは駆け寄っていきそうだったのを見落とさなかった。腕を掴んだ。
「はひっ?!」
彼女は驚いた顔で雲雀を見る。
「三浦、今は僕といるんでしょ?」
ハルは未だハテナという感じだった。
「今は僕とデートしているんでしょ」
「は、はひ!!」
「何」
「い、いいえ!!」
(雲雀さんがデートて認めてくれました!!)
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