reborn2
□そんな言葉じゃ、
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そんな言葉じゃ、嫌なんです
ハルはヴァリアーのアジトだとかいうところに来ていた。(ハルにとってはどれをとっても素晴らしい、お屋敷だ)ここにはよく行くようになった。だって目的があるから。でも今日は任務があるそうなので談話室でルッスリアーさんが入れてくれた紅茶ど待たせてもらっていた。
「ねえ、ハルはどうしてここに来るの?」
マーモンちゃんはハルの膝でふと言った。そんなの愚問です、と言いかけたところ独特な笑い方をした人がいた。
「ししっ、確かに。なんで?」
シャンデリアでちかりと頭のティアラをひからせ目の前のベルさんは言った。二人ともこれはボケだろうかと思っているとすかさず高い声が入ってきた。
「やあねぇー!二人とも。まるでハルちゃんが来ちゃいけないみたいな言い方して」
そんなことないのよ、と横から力説するルッスリアーさん。大丈夫ですと小さく返した。
「俺はなんで来てるか知りたいだけだし、ししっ」
「そーそー」
「ま、アタシも気になっていたんだけどね!どうなの?」
三人は前のめりで聞いてくる。ちなみにザンザスさんは自室にいるそうだ。(いても興味なさそうだが)レビィさんは任務、そしてもう一人は………