summer triangle

□絶対譲れない
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※骸と髑髏は別々という設定
骸→変態
クローム→毒舌(ちょい黒
犬→ハルと食べ物大好き
千種→面倒見よい、さりげストレート
なので注意






「こんにちわ〜!」
この悪意のない訪問者から嵐は巻き起こった。

「ハル・・・っ!」
クロームは今か今かと待っていたのですぐにソファから飛び跳ね迎えに行った。
「連絡してくれたら迎えに行ったのに。」
「クロームちゃんもお忙しいかと。」
「ぜーんぜんっ。だってハルを待っていたんだもん」
ここまでは女の子同士のかわいらしい会話だった。のに・・・
「ハ、ハル?!なぜ??」
変態パイナポーが口を挟んできた、とクロームは舌打ちした。
「こ、こんにちは。お邪魔させてもらってます。」
「骸様。ハルは私が呼んだんです。だから触らないでください」
私のモノよ!と言わんばかりにクロームはハルに抱きついて見せた。骸は言葉と行動にショックを受けていた。(だが、いいなあとも思っていた。)ハルは相変わらず笑っている。
「ハル、その箱何びょん?」
犬は骸など気にせずハルの手に持つ白い箱を指した。そして聞かずとも野性の感というもので中身はわかっていた。
「ケーキです!いっぱい買ってきましたよ〜」
犬とクロームは歓喜の声をあげ、早く食べようとねだる。ハルは笑ってわかりましたよ、と答える。まるで幼稚園の先生の如く。
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