summer triangle
□名演技
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「おはようございます、獄寺さん」
俺が十代目を出迎えようと待っているとアホ女がやってきた。
いつも俺の次にやって来る。野球馬鹿は十代目と同じ頃やってくるが。
「おめぇは朝からうっせえな、アホ女」
と吐き捨てた。
しかしいつものように反論しる声がない。
ふとアホ女の顔を見ると驚いたまま止まっていた。
どうしたんだ、と言う前に
「おーっす、ハル、獄寺」
「おまたせーっ」
と同時に野球馬鹿と十代目が現れた。
「おはようございます、ツナさん、山本さん」
といつものようにへらへらと笑い出したアホ女。
さっきのはなんだったんだ…
それから並盛中に着くまでアホ女はへらへらと十代目、野球馬鹿と喋っていた。