reborn

□仕方ない
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雲雀さんがすきです。

そう素直に言って「うん」って言ってくれたのは2週間くらい前だっけ。

「うん」てのは拒否ではない。受け入れてくれたんだ、そう思った。
付き合ってるんだ、そう思った。

でも本当のところどうなんだろ。
聞くのは嫌。
『ちがう』て言われたら終わりだもの。
この曖昧な関係だったら私一人の思い込みでも、付き合ってる、ってことなんだ。


「どうしたの?」

雲雀さんは相変わらずペンが動きぱなしで
その横にハルはいた。


雲雀さんに触れたい。
付き合ってる、んだしいいよね?


ハルは床に膝を付き
雲雀さんの胸に飛び込んだ。

「すきです、雲雀さん」



ハルの額に雲雀さんから口づけしてもらった。

驚いて顔をあげたが、雲雀さんはいつものようにペンを動かしていた。

あの一瞬だけは彼のペンは止まっていただろうか。
なんだかそう考えると嬉しくなってきた。


「雲雀さん、
ハルは雲雀さんがすきですきで仕方ないんです」





(うん。)




ヒババル。応接室にて
なんか甘々を書きたくて!
なってませんが;
雲雀さんも好きだけど
言葉にしないだけ。

2008*07*09*wed ひか
 

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