reborn2

□素直になりましょう、そうすれば
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なんか自分で言ったのに自分で傷ついている気がします・・・

「あら、ハル。ため息なんてついてどうしたの?」
「あ、すみません。せっかく・・・」

今日は緑中は学校休みだからビアンキさんと街へ買い物に来たのに。なんでハルがため息つかなきゃいけないんですか・・・。

「どうしたの?恋の悩み?」
「はひ?!違いますよ!!こ、恋なんかじゃありません!!」

否定したのにビアンキさんに真っ赤になった顔をじーと見られた。
違う違うと自分に言った。

「・・・隼人?」
「はひ?!ち、ち、ち、ちがいましゅ・・・ます!」

今度は噛んでしまってまたビアンキさんにじーと見られた。
違う!違う?

「ハルって隼人が好きだと思ってたわ」
「ええ?!ハ、ハルは・・・・」
「ハル。素直になってみなさいよ」

ハルっていつも笑っているのに隼人のこととなるとむきになって怒るわよね、ともうこれはビアンキさんに見透かされています・・・。

「・・・ご、獄寺さんはそんな風に思ってないですよ。」
「大丈夫よ。きっと隼人もハルのこと好きだわ」

ビアンキさんは笑顔で言ってくれたけど不安いっぱいだった。でもアタックしなさい、と言われ街を出ることになった。
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