僕と仲間の学生日記。
□俺の部屋に、何かいる。
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何の変哲もない毎日。
平穏な日常。
だから今日も普通だった。
普通に学校行って、友達とじゃれて、部活して、帰ってきた。
「ただいまー。」
「おけーりー。洗いもんは早く出してよー?」
「分かってるって。」
毎日繰り返される母との会話。
「平和だねぇ」
何て呟いてみたけど、特に意味はない。
んで、洗面所によって洗濯機に洗濯物を投げ込む。
それから台所に行って今日の晩飯のおかずを確かめる。
それが俺の日課。
こんな日々をつまらないとか飽きたとか思ったことはない。
むしろそこそこ気に入っていた。
こんな日々が繰り返されると信じて疑わなかった。
今この時
そう、俺の部屋に入るまでは。