アルバム
□6月のウエディング
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「キョン君…結婚しましょう。」
「まて古泉。男同士で結婚はできないぞ。」
「できますよ。だって…ここは夢の世界ですから。」
「そうだな。…ってか夢の中なのか!?ここ。ってか何でここが夢の世界だと断定できるんだ!!」
「だって空見てくださいよ。」
古泉に促され空を見るとそこには灰色に包まれていた
「ここは、閉鎖空間みたいなものです。短時間のうちにこの世界は構築され、そして壊れていく――」
「そうなのか…。」
「そうです。しかしこの空間にいるのはどうやら僕達二人のようです。――この中では誰も僕達の意思に反するものはいません…」
「そうか…。それじゃずっと古泉と一緒にいられるんだな。」
「え?」