すとろべりぃパフェ
□卒業
2ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ
シゲ「あー…長かったわー」
竜也「そうだな､ちょっと疲れたかもな」
有希「肩こったかも」
リノ「あと顔痛い｡普段の5倍は笑った感じ」
高井「お前らなぁ〜!!
長いって､こっちのセリフだ!」
卒業式が終わり､みんなで話しながらボーリング場に向かって歩いていると高井が怒りだした｡
まぁ､怒ってる理由はなんとなくわかるけど…
卒業式自体校長の話も目立つほど長くはなく､早いくらいに終わった｡
けど､体育館を出るなり竜也､シゲ､有希､あたしの４人の周りには人だかり｡
ボタンが欲しいだの､花やプレゼントをくれたり､「忘れないで」と泣かれたり｡挙げ句､記念撮影とかいって数人の列が出来て､あたしたち４人は後輩に振り回されていた｡
そのため､それが終わるまで高井は待ちぼうけをくらって怒っているのだ｡
有希「なによ､じゃぁ待ってないで先行ってればよかったでしょ」
高井「なにー!待っててやったのに､なんだその態度!」
有希「頼んでないし」
高井「ムキーーッ!!」
リノ「まぁまぁ…」
イライラする高井につっかかる有希｡それを止めようとするあたしを余所にシゲが森長に聞いていた｡
シゲ「そういや､行くのオレらだけなん?」
森長「いや､サン太たちも来るよ｡先にボーリング場で待ってくれてるはずだよ」
リノ「うそ!?じゃあ､かなり待たせてるんじゃない!?早く行かなきゃ!」
竜也「そうだな｡急ごう!」
後輩を待たせていることを知り､有希も高井も揉めるのをやめて､全員でボーリング場を目指して走った｡
ーーーーーーーーーーーー
高井くんがいっぱい出てます｡管理人が何気に好きだからです｡彼は出てくる度活躍してもらいます｡
ここまで読んで下さりありがとうございました!