すとろべりぃパフェ

□頼みごと
2ページ/8ページ


シゲ「なんやリノ、騒がしかったなー…お?」




リビングへ入ると、あたしと一緒にいるあいを見てシゲは少し驚いていた。




あい「おじゃまします」

シゲ「おー、あいちゃん!久々やん」




ソファーの背凭れに肘をかけてあいに声をかけるシゲ。
そっか、二人が会うのは前にこの家で会った以来だ。
そう思いながらあいに座るように施していると、まもなくして藤代たちも入ってきた。それを確認するとシゲがあたしに向き合う。




シゲ「なんや、今日来るのってあいちゃんらやったん?」

リノ「んー、違うよ」




おもてなししようと移動しながらシゲの質問に答える。




笠井「あれ?今日誰か来る予定だったの?」

リノ「うん」

渋沢「それは、いきなり来たりして悪かったな」

リノ「本当ですよ」

あい「ご、ごめんね。じゃ、おじゃましてちゃダメだよね」




そう言って急いで立ち上がろうとするあいを慌てて座り直させる。




リノ「あいが謝ることないから!それに気にしなくていいよ!」

渋沢「でも、俺たちがいたら迷惑じゃないか?」

リノ「まぁ、大丈夫じゃないですかね。渋沢先輩たちも知ってる人だし」

三上「知ってるって椎名たちか?」

リノ「いや、ちが
ピンポーン




違うと言いかけたところでインターホンが鳴り、予定したお客が来たのではないかとあたしは玄関へと向かう。





藤代「藤村も今日休み?」

シゲ「おー」

三上「つかお前、今日誰来るとか聞いてねぇのかよ」

シゲ「知らんわぁ。とりあえず俺も家におっていいとは言われてるけどな」

笠井「ふーん。誰なんだろ?」

あい「ほ、本当に私居ていいのかな?」

渋沢「工藤がいいって言ってるし大丈夫だよ。と言うより、遠藤を追い返すくらいなら、その客を帰すだろうな工藤は」




「確かに…」とあい以外が頷くと同時にリビングの扉が開き数人が入ってきた。






結人「おわっ!!なんかいっぱいいる!」

一馬「ほんとだ…ゲッ藤代!?」

英士「家にいるの藤村だけじゃなかったんだ」

藤代「え!?若菜、真田、郭ぅ!?」




あたしとともに入ってきた三人の姿にみんな驚いていた。





.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ