短編

□一年一度の夢花
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お誕生日おめでとう!!



今日は宍戸さんの誕生日!てことで、お祝いのお言葉を


宍「ありがとな


大好きな宍戸さんの為ならしっかり祝っちゃいますよ

そんなわけで、宍戸さんへのお祝いコメントを掲示板にてお待ちしています☆
書いて下されば、宍戸さんからしばらくたったあと、お返事が返ってきますよただし、いろいろな都合上、お一人様一回しか返せません
申し訳ありません(泣)
それでも、宍戸さんに愛のお祝いコメントをしてくれる方、よろしくお願いします


宍「楽しみに待ってるからな!!
暇だったらでいいからコメントくれたら嬉しいぜ



コメントお待ちしています!!!!
















おまけ☆



〜誕生日記念ミニ小説〜







君からだけでいい


他の誰でもなく、君からのその一言が欲しいんだ





ただそれだけで、俺には最高のプレゼント



産まれてきたことに感謝できるからーーー・・・





















いつもいつも、夕日に背を向けて、髪をなびかせ凛とした表情で帰る君を見ていた。



その姿は何よりも美しくて、憧れて止まなくて。

俺はただ、いつもコートからそれを見ているだけだった。










そして、今日は誕生日。
たくさんの奴から、さまざまなプレゼントをもらった。
いくつものお祝いの言葉をもらった。


でも、俺の心は惹かれない。
・・・・・・何よりも欲しいものがあるんだ。





欲しいものはたったひとつ。
君からのだけでいい。















ー放課後ー



俺はいつものように部活をしていた。
そして、いつもの通り君の姿を探す。


せめて、君の姿が見たかった。















でも、君は来なかった。













俺は部活を終え、一人夕日が沈む中を歩く。


秋も本格的になってきて、少し肌寒い。




歩いている途中、うつむいていた顔をふとあげる。




その瞬間、俺は言葉が出なかった。



君が目の前に立っていたから。



俺が驚いていると、君はニッコリ笑った。

そして、俺の欲しかったあの一言。








「お誕生日おめでとう。」








そう言い残し、君はあっという間にかけていく。



俺はうまく飲み込めなかった状況をやっと、理解し、急いで君に叫ぶ。









「・・・っ、サンキュッ!!」











君は少し振り返ると、またニッコリ笑って、手を振って・・・そして姿が小さくなった。








俺はその場にへたりと座り込む。
顔が熱い。
鼓動が速くて・・・。








嬉しくて、嬉しくて。






だって、何よりも欲しかった君の一言が聞けたから。



俺にとっては何よりものプレゼント。








今日産まれたことを幸せに思うよ。











自然に俺の顔は笑顔になってた。






・・・明日、また君を見つけるだろう。



そのときは、俺が頑張って話し掛けるから、また笑顔で答えてほしい。










そして、そのときこそ言うから。



『好きだ』ってーーー・・・










HAPPY BIRTHDAY!!












『君』からのお祝いコメント、お待ちしています。
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