駄文短編

□※独欲…《囚》
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容赦なく辱しめる白哉の言動に、羞恥心で狂いそうな思考を麻痺させた…


「白…哉ぁ…もぅ…ベッドに……」


「いや…まだだ……」


太股を撫で上げながら指が隙間に滑り込んでくる…


「ひゃぁ…っ!」


固く閉ざされた蕾に、指先を立てる…


「待っ…て…ぃや…だぁ…あぁぁっ…」


一度精を放った一護の身体は、既に蕾の内側に粘液が集まり始めていた…


白哉の指がすんなりと飲み込まれ、粘液を溢れさせるように掻き乱して行く…


「あぁっ…ィィ…」


白哉の貪欲な策略に堕ちて逝く……


二本目の指を難なくくわえ込む一護の蕾は、ヒクヒクと収縮を繰り返す…


激しさを増す白哉の指使いに、再び雫を溢れさせる一護のモノが悶え狂う…


「欲…しぃ…白…哉ぁ…早…くぅ…」


一護の理性は、もう消え伏せていた…


指が粘液を引きながら抜け、白哉自身を掴み出し溝を滑らせる…


「早…くぅ…入れ…てぇ……!!」


エントランスに一護の叫び声が響いた…


いきり立った白哉自身を、後方から蕾に狙いを定め一気に貫いた。



「ひゃあぁぁぁっ…いぃ…ィィ…っ…」



一護の細い腰が仰け反り、高く付き上がった……



「丸見えだぞ……」



顎を掴みエレベーターの脇に有る姿見に顔を向ける…


辛うじて腕に残るワイシャツ……

片足に掛かったズボン……

大きく広げられた太股……

白哉のモノが上下する様が脳裏に焼き付く……


「いゃぁ…ぁ…だぁ」

「もぅ…許…して…ぇ…」


限界まで辱しめられて、意識を手放そうとするが、白哉がそれを阻止する…


「痛っ…!!」


首筋にきつく歯を立てる…


「まだ…意識を飛ばす事はならぬ……」


琥珀色の瞳からは止めどなく雫が伝う…


「白…哉ぁ…もぅ…ほん…と……ムリぃ…」


「許しを乞うか…」


何度も頷く…


「じゃあ誓え……」

「一護は私だけの者だと……」


「誓…ぅ…」

「白…哉…だけ……」

「だ…から…もぅ…許し…てぇ……」



泣き声で叫ぶ一護が、堪らなく愛しい……


一護のモノを握り込むと、自身の動きに合わせて擦り上げて行く…

「あっあぁっびゃ…くゃぁ…ぃぃ…ぃ…」

「もっ…と…突…いてぇ…」


全てが麻痺した一護は性の奴隷だった…


激しく乱れる一護の姿に白哉も射精感が襲う…



「逝くぞ……」



「はゃ…くぅ…来…てぇ…」



より強く打ち付ける腰が、一護の腰を打ち崩した瞬間、一護の精が白哉の手の中に飛び散った…



「あっ…ぁぁぁぁっ」



強く収縮を繰り返す蕾に耐えかねて、白哉も一護の中に精を放った……



「一…護……」



「ぁ…ぅ………」



白哉に絡み付いていた一護の手がダラリと落ちた……



一護を胸に抱き、睫毛に残る雫を唇で拭う…


泣き疲れて眠る子供の顔…胸が痛む……



「恥辱が過ぎたか…」

「済まぬ……」



頬を撫でる感触…

優しく触れる唇…

心地好い鼓動…



夢の中でも白哉を感じていた……



ふわりと一護を抱き上げ、ベッドへと運ぶ…

無意識に白哉の首に腕を廻し、首筋に擦りよる……


まだ幼く未熟な恋人が堪らなく愛しい…


日に日に募って行く独占欲……



眠る一護を見つめながら、溜め息混じりに呟く…


「ふぅ…まったく…私も子供だな……」


夕日に染まり朱色になった髪を撫でながら、一護が目覚めるのを待ち遠しく想うのだった………





end
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