台本
□第一話〜前編〜
1ページ/7ページ
郁斗「………っん…、……ぇ…?(眠りから覚める)」
郁斗(静まりかえった地下室、僕の声が響いた)
郁斗「……ここ…は……。……ま…た……やっちゃったのか…。……皆……ごめんなさい」
郁斗(楽しかったあの日々は、もう戻らないのかな)
『大切な宝物。』
郁斗(時は遡り2ヶ月前、僕はこの灰野高校へと入学した)
郁斗「1年2組…ここか…」
郁斗(またつまらない学校生活が始まる。この時僕はそう思っていたんだ)
或兎「ねーねー、そこの君!1年2組ってここ?」
郁斗「…えっ!?あ……う、うん…」
或兎「そっかそっかぁ!ありがとう!…あ、てかもしかして君もこのクラスだったりする?」
郁斗「…そ、そう…だけど…」
或兎「マジで!?じゃあ君!俺のお友達1号ねっ?この学校知り合い誰もいないから困ってたんだよねぇ〜」
郁斗「…え、いや!その…っ!」
.