6テキスト
□#7
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ここからは真面目な感想を。
・#7は、精神的に辛かったです。肉体的にきつかったのは#5でした。
#5の描写の重さに具合が悪くなってしまい一気に読破できませんでした。
#7は、紫苑が初めて人を殺めたということが精神的にきつかったです。
しかも、嫌な印象しかなかったとはいえ、顔見知りの者を。
けれど殺めた理由が、ネズミを守る為だったのが救いでした。
しかし、現実を受け止めてしまってから混乱した紫苑が可哀想で。
ネズミが「おれを守る為だった」と説得しても、放心状態の紫苑。
そしてそれに涙するネズミ。
言いようのない切なさが込み上げてきました。
・巻末では遂に沙布と再会を果たした紫苑でしたが、また先が読めない終わり方ですね!
沙布も、脳を失った状態なんでしょうか。
ネズミを呼んでいた声は?
火藍と莉莉は無事でいられるのでしょうか。
イヌカシと力河の作戦はなんですか!
発売したばかりだというのに、もう#8が楽しみでなりません!
沙布の姿や思考を知ったら、紫苑は呆然としたり悲しむだろうなと思ったらそれだけで切ないです。
紫苑もネズミも沙布も、誰一人欠けることなく矯正施設から脱出してほしいです。
イヌカシと力河、火藍や莉莉や他上記の支えになった人が、生きたままNO.6の最期を見守ることができるよう、願ってやみません。
“ヤング向け小説”とはもう到底思えない、NO.6。
今回もありがとうございました。大好きです。
08.10.11
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