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NO.6 #4感想



初めて読んだのはもう三年程前なんですが、アニメ化&最終巻発売ということで改めて感想を書いてみました。
自分用メモなので偏ったものですが、一点でも同調して頂けたら嬉しいです。
ネズ紫、紫ネズと腐った脳で固まっていますのでご注意ください。
ページ数は文庫版のものです。









<まずは真面目な感想から>




・P30 鼻にシワを寄せ歯をカチカチ鳴らすイヌカシ
獰猛な感じで可愛いです


・P33 怖がるイヌカシ
もうひたすらに可愛い。この一連の出来事で、イヌカシへの愛が爆発しました


・P37 「悪いが、おれらは死ぬ覚悟なんか〜」
本文でもありましたが、ネズミの選択肢には両極端な二つしかないのですね。生きるのか、滅びるのか。
そういうはっきりしているところが大好きですが、同時に怖くもあります。ネズミが無茶してしまわないかという点で


・P46 富良→ネズミに「美人だな」
そうでしょう美人でしょう私もそう思います


・P50 最初の一回目は相手がいた市長選挙
対抗者は誰だったんでしょう。そしてその後どうなったのでしょう。ぞっとしました


・P61 「すごいね。誰も何にも知らなくて〜」
おどけるイヌカシの可愛いこと


・P96 「おやすみ、ぼうや。〜」
ネズミのこういうところが好きです。イヌカシすらも黙らせる使い分け、美しいです


・P106 倒れるネズミ
びっくりして息が詰まりました。ネズミどうした!


・P136 目覚めたネズミに計算式を解かせる紫苑
紫苑のこういうところが好きです。周りの首を捻らせるような問答も、本気で口にしているからこそのことで
会話のテンポもよくて好きなシーンです


・P140 心配に皮肉で返した揚句怒り出すネズミ
優しくされたことなんてないから、紫苑の純粋な心配ですら無意識的に恐れてしまうのかと思いました。
最後に放り出されるのなら、始めから親しくならない方がいいという、ネズミの無言のはね付けなのかと。
紫苑の存在は沢山のことを与えてくるから、ネズミは変わらざるを得ない。昔のままではいられない。
それを怖がって、怒りで拒否しているのだとしたらと考えたら、ネズミがとても子供に思えました。
ネズミの心がだんだん脆くなってきているのが個人的には嬉しいんですが、これから戦いに赴くことを考えると心配です。


・P142 呆気なくネズミの首の付け根を捕える紫苑
他意も悪意もないからできたのかなと思いました。
紫苑の心からの心配も、ネズミには違ったこと、例えば恐怖を与えるのかと思うとなんだか切なくなりました。


・P159 イヌカシの前でしゃがみ込むネズミ
ネズミの様子がおかしくて心配です。それに驚いていつもの皮肉を言ったり、怯えて紫苑を呼びに行ったりするイヌカシが好きです


・P161 クラッカーと銀貨強奪
心配したイヌカシの不安を消すように強奪したと思えました。ネズミは優しいですね


・P167 人狩りの始まり
何が起こるか知っていたにもかかわらず、突如始まった人狩りに嫌な鳥肌が立ちました


・P176 モノクロの世界の唯一の色
「紫苑がついに、一生涯忘れ去ることのできなかった色」という表現が引っかかりました。
一生涯なんて言い方を使うということは、紫苑は生き残ったけれどネズミはだめだったのかとか、二人とも生き延びたけれど散り散りになってしまったのかとか。
恐ろしいです


・P188 赤子を抱えて紫苑を呪いまくるイヌカシ
想像してなんだか楽しくなりました


・P191 歌うネズミとそれをせがむ人々
ネズミが人々に求められていることを実際に目の当たりにできて嬉しかったです。
この状況で歌をうたったネズミも、本当に優しい子だなぁと思いました





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