めいん

□悩め!性少年
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「銀時ィ…てめえが好きだ。俺と付き合えよ」

「はい?」


幼馴染みの高杉晋助に告られ理解出来ずに呆然としていた銀時は無理矢理キスをされてしまった。かなり抵抗したものの油断して銀時はファーストキスを奪われた。


その後は高杉の高校生とは思えない恫喝と幼馴染みたる故の溜りに溜った弱味につけこまれ、銀時は高杉と不本意ながら付き合うことになった。


銀魂高校1年B組の教室では、朝から元気なクラスメイトとは対照的に銀時はひたすら暗かった。




――なんで男の俺が男と付き合うことになるんですかぁ!大体あいつとは幼稚園からの付き合いで今更恋人ってなに?…って前に男同士なんだってば!!


後ろの窓際の席でブツブツなにやら呟いている銀時の頭にスパーンといい音が響いた。


「いでっ!なっ…高杉!」


見れば手に丸めた雑誌を握った高杉が横に立っていた。


「てめえ…さっきから呼んでんのにシカトしてんじゃねーよ」


険悪なムードになりそうな時にチャイムと同時に担任がやってきて二人とも舌打ちしながら席に座る。
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