1st

□an ominous dream
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「…─ん?せつ‥な?」


自分の上に何かが乗っているような圧迫感で目を覚ました。
圧迫感の原因はここにいる筈のない刹那。


「どうしたんだ?」

「‥‥‥。」


俺が聞いても無言のまま俺のTシャツを握り締める。
刹那は無表情である事が多い為何を考えているか想像しにくい。


「またあの夢でも見たのか?」

刹那はまだ十代にも満たない頃洗脳され、戦闘訓練を受けさせられ、子供が持つにはふさわしくない身丈程の銃を持ちゲリラとして戦っていた。

たまにその夢を見て目を覚ますらしい。

今回もその夢かと思ったが、首を横に振る。

「じゃあ、どうした?口で言わないと分かんないだろ?」

俺の胸に顔を押し付けてる刹那の髪を優しく撫でた。


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