Story-歪アリ-
□怖いとき -猫アリ-
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「ねぇチェシャ猫ー」
「なんだいアリス」
「チェシャ猫が怖いって感じる時はいつ?」
アリスは、生首だけの僕を膝にのせ、僕と向かい合わせになるような形で聞いてきた。
「なんでだいアリス」
「質問に答えて!」
「…僕が怖いと感じる時は1つしかないよ」
そう答えた僕を、アリスは驚いたような顔で見てきた。
「チェシャ猫も怖いって感じる時あるんだね」
猫だからね、と僕は答えた。
ねぇ、アリス。
君は知ってる?
僕がまえに1度怖いと感じた時があったことを…
…それは、
心から愛してる人を失いそうになった時...
そう…お母さんに殺されるぐらいならと、アリスが自殺しようとした時…
そのとき僕は、アリスを失うかもしれないという恐怖と、アリスを守れなかった自分を憎く思う気持ちで、胸がいっぱいになった。
君を…アリスを失った時、
僕はここに存在する意味がなくなって
きっと僕も、消えて無くなるんだろうけど…でも、、、
君が消える瞬間なんて考えられない。
考えたくない―…。
愛しい愛しい君に触れられなくなるのは嫌だ。
愛しい愛しい君の声が聞けなくなるのは嫌だ。
愛しい愛しい君のそばに居られなくなるのは嫌だ。
ねぇ…アリス
君が怖いって感じる時は
どんな時...?
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「…アリスは?」
おそるおそる聞いてみる。
「・・・・・」
…返事はない。
「…??」
「…すぅ…」
「・・・」
僕を膝にのせたままアリスは寝てしまったみたいだ。
あぁー…僕の体がもし帰っていたら
この小さな体をギュッて
包みこめれるのに
―僕の…アリスを…
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なんか長くなっちゃいましたorz
しかも、内容ぐちゃぐちゃorz
意味不明だけど…
まぁいっか(^ω^)←ぇ