□詩(絆)
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近づけば、近づくほど

    恐くなる

好きだと思った瞬間、
過去の記憶が邪魔をする

私は近づいていいのかしら
私は『また』繰り返すのか
本当は拒絶されるのが怖いの、私の独りよがりよ

わかってる

きっと周りはそれほど気にしてない

でもね本気でぶつかって否定される、ちょっとした絶望感、知ってるから

臆病になる


なら、関わりたくないんじゃないの?

…でも絶ちきれないの

そこに居て、温かくなるのは本当なんです、
そこにいる自分が好きなのも本当なんです だけど

だからこそ失いたくない

失わさせられる  のは
あまりにも痛いから

いっそ、
自分から離れてしまいたい

恐くなって、動けなくって悲しくなって、恐くなって
絶ちきることのできない
    負の連鎖


嗚呼 私に勇気をください
勇ましい気持ちを
常に持ってられる精神を…
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