□詩(痛)
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気付けば痕は深くなっていて
傷を見る度また苦しくなる私は病気か
誘惑に負けた弱い生命か

毎日朝が怖くて
"明けない夜はない"の言葉に悲しくなる時もあった
本当に大事なものが何かなんて分からないで
一人がいいなんて強がって周りを傷付けることもあった
自分に甘い弱い自分
必死で隠そうとする
でもだんだん隠す事すら辛くなる
人は皆使命を持って産まれるらしいが私の使命は一体何なのですか
放棄をしてしまいましたか
勇気とは一体何ですか

自分の心を閉ざし、体を守る決意ですか
きっとその後どうしようもない感情の渦に呑まれて何をするか分からないとしてもですか
それが何よりの恐怖だとしてもですか
自分の体を外から中から傷付け、一瞬の快楽で心を休める決意ですか
それが心休まる瞬間の後、莫大な嫌悪感を感じることになってもですか
自分を助けると思い込んで実は自分を傷付ける自分に絶望してもですか
いっそのこと大きく残る罪悪感で、罪の罰を感じることですか
苦しみ抜くことが勇気ですか
何が"良いこと"何ですか
学校へ行くことですか
勉強することですか
食べることですか
笑うことですか
正直になることですか
それが例え自分にとって
嫌に感じることでもですか焦って泣きたくなることでもですか
そのあと罪悪感で狂いそうになってもですか
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