小説

□お昼の秘め事。(※)
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「ケイスケッ………誰か来たら……ぁ!んん………!」

工場の昼休みの真っ只中。
ケイスケとアキラは愛の営みの真っ最中。

何でこんな時にしているかというと………………………………。




















時は数時間前に遡る。

「アキラ!悪いが裏庭の廃材運ぶの手伝ってくれ!」

「はい!」

工場長に呼び出され、裏庭へ向かう。
裏庭とは、使わない廃材などを一時置いておく場所だ。
しかし廃材がない時は、静かで落ち着けるスペースであり、工員達もよく利用する。
しばらく放置されていたので今は恐らく、凄い事になっているだろう。
案の定、大量の廃材が小さな山を作っている。

「悪いが、これをトラックに積んでくれ」

「は、はい………」

あまりの量に唖然とする。
もしやこれを一人で運べと言うのか…。
そんなアキラの心の声が聞こえたのか聞こえないのか、工場長が肩を叩いてくる。

「頑張れよ。もうすぐケイスケが来るからな」

「そうですか、ケイスケが。………………………え?」
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