2PM

□君を世界一好きだと叫べる
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「最近親しくしている女性のアイドルはいますか?」

そんな、
アイドルとしては際どいめな質問に、

しかも、即答で、




「ああー、名無しさんですね、ハハッ」




テギョンは答えた。





たまたま、わたしは家でテレビを見てたところで、

持ってたマグカップを落としそうになった。





「2人で飯とか食べますよ、ああ見えて、よく食うんですよ。あとどこでも寝るし、あとメール打つのめんどくさいからって言って電話かけてきます」




スタジオは大爆笑、
名無しさんさんの意外な一面を知りましたねー、なんて司会の人が言ってる。

なにあれ、余計なこと言ってるし。


テギョンの馬鹿、
なんであんなこと言えるかな・・・・・・・





わたしなんて、
誰にも気付かれないように、
いつも隠れたとこで連絡したり、


ましてや、番組なんかで一言も、
テギョンのテさえも言ったことないのに、




あの人何考えて・・・・・



わたしはいてもたってもいられなくて、携帯に電話をする。



「名無しさんどうした?」


「テギョン今どこ?さっきテレ「どこだと思うー?」え?」


「わなんない、宿舎?」


「残念でした、不正解ー!実はもっと近くにいちゃったりするんだよなあー」




すると、インターホンが鳴る。




「正解は、名無しさんの家の前、でしたっ」


ドアを開けると、
いつも通りの笑顔で、
テギョンが立っていた。




「久しぶり、名無しさん会いたかった」


玄関に入ったとたんに、
ぎゅっと抱きしめられた。

いつもテギョンは、ちょっと痛いくらいに、強くわたしを抱きしめる。




「あのさ、テレビでわたしのこと言ってたよね」



「ああ、あれ?」



「めちゃくちゃに言い過ぎだし、あんなこと言ったりしたら・・・」



テギョンはゆっくり離れて、
わたしを見つめた。




「だって、本当のことだからさ、俺は嘘ついたりするの嫌だから、本当のこと言いたかったんだ。」

「・・・・・・・・・・・」



「いずれはみんなに俺達のこと、
話さなきゃないだろうし、
俺は、名無しさんとずっと一緒にいたいと思ってるから」




そこまで考えてたなんて思わなくて、
ちょっと、涙が出そうだった。




泣いてるの見られたら、
また心配するだろうと思ったから、

ばれないように、抱き着いた。
テギョンは優しく受け止めてくれている。




「名無しさんは、もし、反対に質問されたら、誰って答えるつもりだった?」


「BEASTのドゥジュンかMBLAQのスンホ兄さん」


「なんで?」


「好きだから(笑)」


「名無しさん、ほんとに俺のこと好き・・・・?」


「冗談だよ、テギョンしか好きじゃないもん」



テギョンの顔を見たら、
ちょっと不安そうな顔をしていたから、



めいっぱい背伸びをして、
唇に触れるだけのキスをした。














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拍手ありがとうございました!
シリーズ完結!
ヒロイン仲のいい男性アイドルが妙にリアルなチョイスなのは、
管理人の趣味が反映させられているからでっす!(狂)リーダらぶ!

感想やリクエストなどありましたら、どしどしお願いいたしますー!
 

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