*遙時
□■君の想いで縛り付けて
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もやもやって、
胸ん中が気持ち悪い。
遊ばれてるみたいでほんとムカつく。
「天真、先程から大人しいね」
不意に友雅が俺に向かって
どうした?と言った風に聞いてくる。
我慢の限界。
「俺、帰る
アンタ勝手に遊んでれば」
ガタン、と音を立てながら
騒ぐ女を押し退け、
心底嫌そうに言ってやった。
天真、と呼び止められるが
それさえも無視して、
俺は店を飛び出す。
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