*物語

□■償いの歌
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繰り返す罪は
誰が為の償いなのか


―――――償いの歌


「ルーク、」

元を辿れば私が産み出した罪の子

傲慢で世間知らずの子供だと
はじめの頃は思っていた。
だがそれは、
出来れば当たってほしくはない
嫌な予感を見事に確信させ。

だからこそ、
目が離せなくなったのは
罪悪感故の保護者意識と
自分に言い聞かせた。



愛情などと言う陳腐な物の筈が無いと。





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