*遙時

□■翠と蒼
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それはいい。

だけども先程からの柊は、
サザキが見る限り行きすぎていた。
風早を煽りに煽って呑ませ続けている。

酒の弱い風早が今にも倒れそうだ。


「まだ、呑めますけど…
程々、にしないと…
また千尋に怒られてしまいますから、ね」

「ふふ、瞳の色が澱んでいますよ
もう充分酔いに任せているのに、
程々などと、また君は意地を張る…」

「意地、じゃないよ
ほんとに、まだ大丈夫…」

「風早お前、顔真っ赤だぜ?」


やめとけ、とサザキが止めるも
実は負けず嫌いな風早は
柊の煽りに反応してキッと彼を睨む。





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