*花恋言葉
□藤:友天
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「ふざけてなど
いないのだがねぇ…、私は…」
君の冷たい視線と、垣間見える頬の朱に心惑わされてしまっている。
酔ってしまいそうだね、君の私を見る瞳の熱に。
いつぞやの庭になだれていた藤のようなささやかな恋に。
―――――
「(私を待っているんだろう?)」
「(はん、自惚れんなよエセ教師)」
「(可愛くない唇は塞いでしまうよ)」
――「花言葉:藤」
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