*物語

□■死を迎えても
3ページ/5ページ



「おいで、一護」

(やめろ、やめてくれ!)

俺の手から、刀が滑り落ちる。
なんでお前は、そんなに
残酷なまでに優しいんだよ。


抱き寄せられても、
何も言えない。
呆然と俺は藍染に抱き締められて。

泣けるくらい穏やかに、囁かれた。


「愛しているよ、」


「……、それは…、」

(アンタの本心?それとも嘘?)


「一護」



ズッ…





.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ