Long
□Work7
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「うっ……ふぅ……」
『痛い?』
「いや…大丈…夫だ…っ…はぁ…」
私が腰を指圧する度に宍戸くんの口から漏れてくる吐息。
なんだか宍戸くんの声……
エッチしてるときの声に似てる。
…って何考えてんの私は!
その考えを打ち消すかのように頭を左右に振って、再びマッサージを開始した。
「んっ……はぁ……ん…」
やっぱり、ダメだ……。
宍戸くんの声聞いてたら…。
私は自分の秘部が疼くのを感じていた。
『はぁ……はぁ……』
いつの間にか私の口からも吐息が漏れ出す。
「苗字?疲れたのか?」
『宍戸くん……』
宍戸くんは顔だけをこちらに向けてきた。
どうしたんだ?苗字…。
顔真っ赤になってるし、息も少し荒いし…。
そんな顔見せるなよ!
せっかく我慢してたのによ。