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□Story07
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「名無しさんちゃ〜ん、」
泣きそうな忍足顔をして、忍足くんが入ってきた。
『どうしたの?怪我した?』
「もっと重要なことやねん!」
必死な忍足くんに苦笑いをして向き合うと、更に口を開いた。
「また最後までできひんかった」
『最後まで・・?』
「そうやねん。痛いから止めてって・・。一回起ったら簡単に止められへんっちゅーねん」
『あ・・もしかして、アッチの話?』
「もう何人目やねん!先っぽだけやのうて、全部入れたいわ!」
捲し立てるように話す忍足くんは、なんでも彼女にフラれたらしい。
H中に痛すぎるって言われたって。
『そんなに大きいの?』
「らしいねん…。みんな同じ理由でフラれんねん」
そんなに大きいの・・?
ちょっと好奇心が湧いてくる。
見てみたい・・。いやいや、それはダメよ・・。
心の中で葛藤をしながらも、好奇心には勝てなかった。
『ちょっと見せて』
「へ?」
『いいから』
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