ネタバレ&疑問点

□告白
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私が以前リアルタイムにも書いていた、告白という小説です。

映画も見てみたいのですが、書店でこの本を見つけたので購入。

映画も見ましたので、あとでここにでも書いておきますね。

一言ではまとめることができないような内容でした。それほどまでに衝撃の強い物語で、最後には薄ら寒い感覚をも起こさせる話。

この小説は、会話文というものは一切、ほぼありませんでした。文章こそが会話文なのです。

愛する娘を殺された担任教師の独白、犯人の少年二人の独白、そして犯人の少年の母親の独白。

担任の用意周到さにも。
そして、この事件を操っている気分でいる少年二人の滑稽さにも。

担任は確かに最初の話をしただけで去ったのだが、影で全てを操る人物こそがその担任でした。

確かに担任にも恐怖は感じます。

しかし、犯人の少年二人の語り口にもなんだか寒気がしました。


そして、物語が後半になっていくとどんどんとあらわれていく次々の恐ろしい真実に驚かされます。


あいつとあいつが、まさか関連していた!!あいつとあいつが、ここに繋がっていたのか!!


怒濤の連続でした。背筋に何かが静電気のようにくる感覚でした。


私は一気に読み進んでしまう物語に、初めて出会いました。

映画を見たいと思う気持ちがさらに沸き上がりましたね。



主演を演じる松たか子さんが、どのように彼女の心情を表すのか。


少年二人の、少年Bの母親を演じる木村佳乃さんが、どれほどまでモンスターペアレントぶりを表すか。楽しみで仕方がありません。


ですが、文章と文章のスペースがないに等しいので、読んでいるうちに私は投げたくなりました。

目がおかしくなるわああぁぁあこらああぁあぁ!!ってな感じでしたね。本当に疲れました。

内容が気になっていたので、すいすいと読み進めてしまいました。

チョクチョクと休憩を取られる方は、絶対にしおりを途中に挟んだほうがいいと思いますよ。

どこまで読んでいたのかが、本当にわからなくなります。






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