POEM
□雲 雲 雲
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雲が流れる
風さえあれば雲は流れる
今日見た雲は
白と灰と赤と...
質も形も違う雲が
どこにでもいる人のように
風という運命に逆らわず流れていく...
そこに積乱雲が２つ
風に逆らい
風の流れさえ変えていく
同じ様に
違う運命に進もうと
乱層雲・高積雲・低雲・積雲・早雲・断雲..
夜にしか現れない雲
秋頃になると鱗雲も出てきて
春には、鳥曇りが渡り鳥と共に空を旅することさえある
只流れるだけの雲も
何か他の雲に巻き込まれ運命を変えられるかもしれない
しかしどんな雲も同じ雲なのだ
だから
頑張れば
どんな雲にだってなれる
運命から逃れるために
今日もまた一つ
運命に勝って
勝利の炎をあげている
夕焼け雲を見た..