POEM

□日常
1ページ/1ページ

日照りの強い昼の町

私はただやることなく家を出た

何と無くバスに乗り

学校へ行くときの定期を使い

街はただデリデリと焼け付くような光を放ち

人々は当たり前のように街を行き交う



日照りを知らない夜の街

私はただやることなく街を出た

夜の街が好きでバスに乗り

帰りも定期を使い

街は人気が無く恐ろしく閑とし・・・



今日は

家に着いた時のやるせない気持ちが

いつもより胸に痛く刺さった..

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ