メイン(小説)

□甘い罠
1ページ/1ページ



「雲雀さん・・・・・・」

「なに?」

応接室。
イーピンはシャーペンを握ったまま固まっている

「あのー・・・近くないですか?」

「ふーん、僕はそう思わないけど」


・・・私がそうとおもうんですーーー(泣)!!!!!!!!


ことの始まりは期末テストの結果が帰ってきたころだった

放課後、イーピンは廊下を歩きながら自分のテストを見つめていた

「・・・・はぁ・・・」

期末テストの結果・・・・相当悪かったな・・・・とくに数学が・・


「ふーん、数学苦手なんだ」


「うわああああ!!!??」

驚きすぎて床にへたれこむイーピン。

「なに、そんなに見られちゃいけない物だった?」


「それもありますけど・・・いきなりでてくるのはやめてください雲雀さん!」


イーピンがハーっとため息をつくと、
雲雀が手をさしのべてきた

「はい」


「あ・・ありがとうございます・・・・」

雲雀さんって時々妙にやさしいからドキドキするんだよね・・・


「いいよ、君がおどろいたのは僕が原因みたいだからね」

う・・・この笑顔もまたかっこいい・・・

「イーピン、勉強ができないなら僕が教えてあげるよ」

「・・え!?本当ですか!?」

「うん、明日の放課後、応接室においで」


「はい!わかりました!」


・・・と、イーピンはなんにも知らない
子犬の目で元気よく返事をしてしまいましたとさ・・・・


って・・・終わってないからーーーーーーー!!

誰かこの雲雀さんとの距離をどうにかしてーー!!
顔が近すぎます!!


「どうしたのイーピン、顔が赤いじゃん」

それはあなたが近いからですーーー!!

「雲雀さんの・・・意地悪・・」




「だって、なにもしないのってつまんないじゃん」

ビクッ
「!?//////雲雀さん!耳元で呟くのはやめてください!!」


「ワオ、顔がすごい真っ赤だよ」


「わ・・わかってます!!」

だって・・・好きな人にこんなに密着されると誰でも赤くなるもんでしょ!!!


「ふーん、わかってるんだ、なんで赤くなるの?」

「・・・それは・・・・」

「なに?」

雲雀がさらに近づいてくる

「・・・・・あっ・・・ゆっ・・ゆわせないでくださいよ・・・」


「言わないと・・キスするよ」


雲雀の顔がもう寸止め位置まで・・・・・・・

イーピンはもう真っ赤っかのゆでだこみたいになってさけんだ


「あーーーー!!わかりましたわかりましたーー!!!!雲雀さんが好きだからです!!」


「よくできました」


「よかった・・・んむ」


ドサッ

「いたた・・・って・・」

今、雲雀とイーピンの状態は・・
雲雀がイーピンを押し倒している形になっている


「ひっ雲雀さん////これは・・」


「いったじゃん、言わなかったらキスするって・・・・でも」


「言ってくれたら、続きをたっぷりしてあげる」


「//////!!!きいてないよーー!!!!」


「あばれちゃだめだよ、もし、これ以上あばれたら・・・・」




   「咬み殺す・・・。」



END


ーーーーーーーーーーーーーーー

初ヒバピンです!!!みなさんどうでしたか?
小説の感想は掲示板によろしくお願いします!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ