薔薇マリ壱
□なりきってみようシリーズ★
3ページ/11ページ
『医者』
「やぁマリア。今日の気分はどうだい?」
「まぁ…普通です。」
此処はとある街の医院。そこの主人は黒髪で薄青色の瞳をもつ白衣を着たドクター・アジアン。
「嘘は駄目だヨ?顔色が優れないじゃないか。もっと近くに来てごらん?」
「……先生…」
腕はとても良いし人柄も真面目で優しいという評判でいつも待合室はいっぱいだったりする。
「さぁ…恥ずかしがらないで…脱ぐんだマリア」
「………ッ……」
だが、そんな彼もやはり一人の人間だったりする訳で…
「…いい加減にしろこの変態!もう午後の回診始まるんだから欝陶しいことをするな!」
昼休みは看護師である僕にセクハラしていたりするんだから…人間って分からないよね…。
「あぁ…マリアは本当につれないネ…」
「はいはい。じゃあ午後の回診始めるよ。」
まぁ僕もなんだかんだ言って辞めないから人のこと言えないんだけどね。
End