薔薇マリ壱
□恥ずかしがり屋なMyハニー
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「っていうかさ…誰がハニー?誰が恥ずかしがり屋?誰が上目遣いで『やめて…恥ずかしい…』っていった?いつ君に僕の全てをあげた?」
「…確かに他はまだ起こっていないネ。ふふっこれは未来の出来事なんだヨ!その証拠にマリアは今、僕のハニーじゃナイか。」
「うッるさい!」
ったく人が見ないと思ってなに好き勝手書いてんだか!
「あぁ照れてる顔も可愛いヨ。マリア。」
「照れてない!」
本当になんでこんな奴が好きなんだろ!
「ん〜でもアレだネ。これを見られたからにはやらない訳にはいかないネ」
「は?」
なにいってんの?え?っていうかヤバい気がするのは気のせい?
「幸い、此処なら君の仲間にも、あの変態鬼畜頭目にもバレていないから邪魔は入らないしネ」
…目が…目が怖いよアジアン…
「え〜と…僕帰ろうかな〜」
といっても入り口はアジアンの後ろなんだけど…
「大丈夫。なにも怖くないヨ。」
いやいや、その笑顔が怖いから…っていうか目が笑ってないしさ
恐怖の笑顔のままアジアンは徐々に僕との距離を縮めてくる。
「…い…嫌だ…」
その距離が縮むにつれ僕は後ろに下がっていく…けど必ず部屋には壁がある訳で…
「ふふっ…観念しなヨ。マイスウィーテスト」
「ヒッ…!!(滝汗)イヤダァァァァァァァァァア!!!!」
僕のハニーこと、赤い薔薇はとても可憐でとても恥ずかしがり屋サンだ
僕が口付けをしようとすると頬を赤らめ上目遣いで…おっとココからは僕と赤い薔薇との秘密だったネ
ふっ…本当に恥ずかしがり屋だネMyハニー
End