薔薇マリ壱
□僕の目指すもの
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一人だった頃は人前で笑うことなんてのもなくなってたのに今じゃこうして普通に笑ってる
『ｷﾐはZooに居るべきだ』
うん…君が言いたかった事わかる気がする…
｢ちゅーかﾏﾘｱﾛｰｽﾞ!!自分の所為でわしのこないにﾅｲｰﾌﾞで繊細な心が傷ついたんやから責任もってﾌｫﾛｰしてくれへんと困るで!!｣
｢なんで僕が君のお魚心を助けなくちゃいけないのさ?ﾅｲｰﾌﾞで繊細?お魚の君にそんな心があるなんて思えないんだけど｣
｢せやからー!!!!｣
君の居場所が其処であるみたいに…僕の居場所は此処なんだね
｢もう！ｶﾀﾘ!!やめなしゃい!!｣
｢なんでわしが…踏んだりけったりや…(涙)｣
｢自業自得･ﾃﾞｽ｣
僕は此処に居るよ
｢あの…そろそろお昼にでも…しませんか？｣
｢うむそうだな｣
｢あ、ｻﾌｨﾆｱ手伝うよ｣
｢あ…ありがとう…ﾏﾘｱ｣
｢私もやるわ｣
そしたら君のように強くなれるかな？君のように仲間を守る強さが僕の小さな身体にも芽生えるのかな？
解らない…解らないけど…大切な時間…大切な仲間と一緒に過ごすことで僕は皆と一緒にもっと成長するよ
『ﾏﾘｱ』
ｱｼﾞｱﾝ…君に少しでも近づけるように
END