小説U
□太陽
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「ティトォさんは太陽みたいな人ですね。」
太陽
「え?」
いきなり言われて、驚いたのもあった、それと・・
「なんで太陽?」
「だって、ぽかぽかして、暖かくて・・皆の中心って感じで・・」
「そうかな?」
「そうですょ!」
これは褒められているのだろうか。
「あと、太陽がいないと他の星は生きていけないんですょ。」
「はぁ。」
「私にとって、ティトォさんはそういう人です。」
生きていけない・・・。
これはそういう事と取っていいのだろうか。
でも、それなら
「じゃあ、僕にとっての太陽はリュシカだね。」
「本当ですか??」
「うん」
「私、そんなぽかぽかしてないですょ!」
分かってないみたいだ。
僕も、君がいなくなったら、生きていけない。
大切な存在。