□止
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夢を望んだあの日から

ずっと矛盾の上にいた

そこから動く事も出来ず
 


ただ眺める外の誰かを

ただ羨むその眩しさを



妬みからか直視出来ず

焦りからか眉をしかめて


内側の何かのせいにしては

未だ矛盾の上に居る



自分は変わりたいんだと

必死に訴えかけるのは
外の世界で

まだ何の苦味も知らない



痛みを恐れ

未来を拒絶するから



夢を望む事はなくなり

諦めを知る




ただ一歩を踏み出せず

たった一歩を一生恐れて…


 

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