彩雲国物語 夢小説


□Short Story
3ページ/19ページ

壊れた静蘭
(燕青×静蘭×蘇芳)



「二人が羨ましい…」

「おいおい、どうしたんだよ。らしくねーぜ。ほらタンタンも何か言ってやれよ」

「あんたさー、オレらより顔良いんだから羨ましがることなんてないだろ…」


「それはそうなんですけどね」

はぁ、と溜め息混じりに呟く静蘭。


(って認めちゃったよ…)

「燕青はコメツキバッタ、タンタン君はタヌキ…」


「コメツキバッタじゃねぇって!」

「いやオレ、タヌキじゃないから」

同時に訂正する二人の声も静蘭には届かない。

「なぜ、この私がタケノコなんだ…」


静蘭の冷たい視線に息を飲む、燕青と蘇芳。


――といきなり笑顔で

「良いじゃないですか二人ともお似合いですよ。…私なんて…植物なんですよ?ふっ、動物だけでなく虫以下ですよ」


(マジ怖えぇ…。目笑ってないから!つか何で怯えなきゃいけないわけ?)

(羨ましがる所、ソコかよ!突っ込みたくても静蘭相手じゃ言えねぇ)


例え、ズレていたとしても静蘭が相手では何も言えない二人だった。



***

へたれ静蘭大好きっ!

燕青&蘇芳は静蘭に弱そう…。

ってことで書いてみました(笑)


今回はトリオで出演してくれました!(笑)

楽しい〜


燕青と蘇芳は静蘭に振り回されちゃえばいいと思うよ(笑)

静蘭はたまに変な所で悩めばいい…(笑)


私の脳内では漫画化されているんですが、それを皆様に伝えきれないのが残念無念。



2008.06.23 由良


目次へ


戻る
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ