彩雲国物語 夢小説
□Short Story
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壊れた静蘭
(燕青×静蘭×蘇芳)
「二人が羨ましい…」
「おいおい、どうしたんだよ。らしくねーぜ。ほらタンタンも何か言ってやれよ」
「あんたさー、オレらより顔良いんだから羨ましがることなんてないだろ…」
「それはそうなんですけどね」
はぁ、と溜め息混じりに呟く静蘭。
(って認めちゃったよ…)
「燕青はコメツキバッタ、タンタン君はタヌキ…」
「コメツキバッタじゃねぇって!」
「いやオレ、タヌキじゃないから」
同時に訂正する二人の声も静蘭には届かない。
「なぜ、この私がタケノコなんだ…」
静蘭の冷たい視線に息を飲む、燕青と蘇芳。
――といきなり笑顔で
「良いじゃないですか二人ともお似合いですよ。…私なんて…植物なんですよ?ふっ、動物だけでなく虫以下ですよ」
(マジ怖えぇ…。目笑ってないから!つか何で怯えなきゃいけないわけ?)
(羨ましがる所、ソコかよ!突っ込みたくても静蘭相手じゃ言えねぇ)
例え、ズレていたとしても静蘭が相手では何も言えない二人だった。
***
へたれ静蘭大好きっ!
燕青&蘇芳は静蘭に弱そう…。
ってことで書いてみました(笑)
今回はトリオで出演してくれました!(笑)
楽しい〜
燕青と蘇芳は静蘭に振り回されちゃえばいいと思うよ(笑)
静蘭はたまに変な所で悩めばいい…(笑)
私の脳内では漫画化されているんですが、それを皆様に伝えきれないのが残念無念。
2008.06.23 由良
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