戦国サッカー
□第2話
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「皆のモン!準備はいいか!?スタメンを発表するぞ!」
「秀吉様、どうせ全員ですよね?」
「三成、水を差さなくてもいいじゃろ?」
「秀吉、いいからポジションを発表してくれないかな?」
「おぉ、半兵衛。悪い悪い。ではスタメンはこうなっている!」
GK 竹中半兵衛
CB 宇喜多秀家
CB 仙石久秀
SB 黒田官兵衛
SB 後藤又兵衛
DMF 山内一豊
DMF 大谷吉継
OMF 福島正則
OMF 石田三成
FW 加藤清正
FW 島左近
「この4ー4ー2でいく!それで…相手の北近江じゃが、さほど強くない。お前らなら余裕じゃろう。ただ、一人FWにヤバいのが居てな、浅井長政というんじゃが…こいつは最早、超高校級と言ってもいい。」
「秀吉様、対策は何か…?」
「うむ!北近江と南近江の練習試合を見る限り、中盤が弱い。だから、長政にボールが渡る前に潰すのが一番だと思う。」
「他にキーマンはいないのですか?」
「あぁ。おらんな。」
「はい、ではみんな、アップしようか?秀吉、他に言っておく事は?」
「え〜と、じゃあ最後に…三成!お前は長政を徹底的にマンマークだ!少しでもプレッシャーをかけていけ!」
「はい。了解です。」
「アップに行くよ〜」